さわかみ

2021ロングボード開幕戦一宮プロDAY1リポート

2021ロングボード開幕戦一宮プロDAY1リポート

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第1戦 -CS1- さわかみチャレンジシリーズ 一宮プロ -Challenge I-はDay1。

会場の一宮海岸は南東のウネリが強まりサイズアップし、腰〜腹セット胸くらい、風は弱い南東風で風の影響はやや海面に出ている状況です。

オープニングはメンズのラウンド1からスタート。

2019年度のグランドシャンピオン井上鷹が登場。

井上は前半ロースコアが続いたが中盤からノーズを入れたコンビネーションが入りはじめポイントが出てきて6.50を出して1位でラウンドアップ。2位には瀬尾亮一が入った。

井上鷹/Photo@JPSA:R.Uchiyama
瀬尾亮一/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート2はクロスヒートとなったが、真田和斗が1位、武藤龍寿が2位でラウンドアップ。

武藤龍寿/Photo@JPSA:R.Uchiyama
真田和斗/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート3は尾頭信弘と吉川祐二のベテランと若手の米本好希のヒート。マニューバー系のライディングが得意な米本が1、2本目に5点台を出してスタートダッシュ。吉川も前半ポイントが伸びないが後半揃えて2位でラウンドアップ。尾頭はここで敗退となった。

米本好希/Photo@JPSA:R.Uchiyama
吉川祐二/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート4にはベテラン藤井辰緒がクレジット。「なかなかキツかった」と上がってきて話してくれたが、しっかり6.00のパフォーマンスをして1位通過!2位には綿貫直也が入った。

藤井辰緒/Photo@JPSA:R.Uchiyama
綿貫直也/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート6は秋本祥平、塩坂信康と鳩貝俊嗣の3名。この3人はじっくり波を選ぶ感じでヒート半分で2本や1本のライディング。その中でも秋本はコンビネーションで5.00と6.50の2本をまとめダントツ1位でラウンドアップ。2位には鳩貝となった。

秋本祥平/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート9は2016年度のグランドチャンピオン森大騎がクレジット。1本目からサイズのある波を掴みノーズを入れて5.00をマーク。続いて2本目もノーズを入れてライディングするが前がなくなりショートライドとなるが4.00でトップをキープ。中盤まで2位はAMシードの酒井達矢となり岡田匡平、井上克彌が続く。井上が2本目に乗り2位へ上がり残り5分。森は3本目にも5.65を出して1位をキープ。2位には3本目に4.00を出した岡田が上がってきた。結果1位は森、2位には岡田が入った。

森大騎/Photo@JPSA:R.Uchiyama
岡田匡平/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート10には2013年度のグランドチャンピオン、ユージン・ティールがクレジット。ヒートは中井晴が前半リードして進み、ユージンがそれを追うがユージンの方が4.90とハイポイントを持っているので有利か?ユージンは2本目もノーズからリップへとつなぎ4.80でトップに。2位には中井が3点台2本でつけ、3位には関口学となる。その後大きな動きはなくユージンは2本のライドで1位、2位は中井でヒート終了。

ユージン・ティール/Photo@JPSA:R.Uchiyama
中井晴/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート13には2014年度のグランドチャンピオン畑雄二がクレジット。佐久間秀人、川上聖斗の3人ヒートで序盤は皆、探り状態のライディング。2本目くらいから速いブレイクにアジャストしてきて3点台を出しはじめ、畑は3本目にコンビネーションで5.00をマークしてトップへ。続いて佐久間も4.00と3.20を出して2位へ。後半佐久間が4点台を続けて2本だし畑を追いかけるが畑も4.25を出して差を広げ、そのままヒート終了で1位畑、2位佐久間となった。

畑雄二/Photo@JPSA:R.Uchiyama
佐久間秀人/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート15には2019年度のルーキーオブザイヤー梶原裕太がクレジット。さらに吉田英司も久しぶりの参戦となる。クロスヒートになるが梶原が3本目に4.25を出して一歩リード。吉田も山本誠愁も3点台から抜け出せずライディングするが最終的に吉田が2位に滑りこみラウンドアップとなった。

梶原裕太/Photo@JPSA:R.Uchiyama
吉田英司/Photo@JPSA:R.Uchiyama

メンズのヒートに続いてはウィメンズのラウンド1へ。

ヒート1には2019年度のグランドチャンピオン吉川広夏がクレジット。内海裕美子、布目純、戸田成美とどんなヒートになるのか?吉川はノーズを中心にライディングを組み立て1本目からリードする。他の選手はなかなかマニューバーを入れられずポイントが伸びず1〜2点台のポイントが目立つ。吉川は4点台を2本まとめてダントツ1位、2位にはAMシード戸田となった。

吉川広夏/Photo@JPSA:R.Uchiyama
戸田成美/Photo@JPSA:R.Uchiyama
プロ公認獲得の戸田成美

これで戸田はプロ公認を得た。実に8年越しのプロ公認となったそうだ。(子育て期間もあったので)

ヒート4には田岡なつみがクレジット。矢澤直子と大池裕美子の3名ヒート。田岡は1本目から6.25を出しスタートダッシュすると、2本目もマニューバーをきちんと入れ8.75のエクセレントをマークしトータル15点でぶっちぎり。大池、矢澤をともにコンビネーションに追い込み独走。その代わり2位争いがクロスで大池がやや有利に進む。後半はあまり動きがなく1位田岡、2位大池でヒート終了。

田岡なつみ/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート6は小高恵子、大橋寛子、小林恵理子と櫻庭志乃の4名ヒート。

小高が1本目にバックサイドに滑りノーズを入れてライディングをつなぎ5.25。大橋の1本目が3.25で開始5分まではこの2人が中心で動く。その後小高、大橋、小林がゲッティングアウトのとき右側消波ブロック脇でセットのハマり時間ロスを余儀なくされた。なんとかアウトに戻り小高は3本目に3.35を出して1位通過。2位には大橋が入った。

小高恵子/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ここでビーチクリーンを開催。再生麻袋を使い澤上様も参加して行われました。

続いてウィメンズのラウンド2へ。

ヒート1は吉川広夏、市川梨花、水口朋香と大池裕美子の4名。

吉川の1本目はノーズを入れて繋いでいこうとしたところで引っかかりワイプアウトするが3.50。市川もショートライドながら3.00を出して追いかける。水口は2本のライディングで吉川を追いかけ、大池も2.35でまず1本目に乗ってヒートが少し落ち着く。後半吉川が5本目に乗り3.85でバックアップをあげる。残り4分で1本のライドだった市川が乗り横走りだが1.80を出しニード0.95だったので2位へ浮上。

吉川広夏/Photo@JPSA:R.Uchiyama
市川梨花/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート2は小栗瑞恵、田岡なつみ、野上悦子と大橋寛子の4名。

オープニングライドは田岡で4.50を出してまずトップへ。大橋も1本目に3.65を出して2位につける。そして小栗、野上と続く。田岡は3本目に4.35を出してバックアップを伸ばし独走態勢に。続けて田岡が乗りノーズからカットバック、ノーズ、テンと繋いでフィニッシュはできなかったが7.00を出して差を広げる。2位には2本のライディングで小栗。後半大橋が2.50を出して2位なりそのままヒート終了となった。

田岡なつみ/Photo@JPSA:R.Uchiyama
小栗瑞恵/Photo@JPSA:R.Uchiyama

ヒート3は古家伸子、小高恵子、戸田成美と森本麻夜の4名。 まず小高がライディングし、続いて森本が乗る。中盤で小高が乗り1位へ、2位は森本で3位に戸田となる。さらに小高は4本目に3.25を出して1位をキープ。後半にかけて次々乗るが順位に変動はなく1位小高、2位森本で終了。

小高恵子/Photo@JPSA:R.Uchiyama
森本麻夜/Photo@JPSA:R.Uchiyama
戸田成美/Photo@JPSA:R.Uchiyama