さわかみ

S.LEAGUE 24-25 Short #1

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2021ロングボード第4戦クリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロDay2リポート

2021ロングボード第4戦クリオマンション茅ヶ崎ロングボードプロDay2リポート

【Surfing for all がんばろう日本!】
JPSA2021 さわかみ Japan Pro Surfing Tour ロングボード第4戦 クリオマンション 茅ヶ崎ロングボードプロは、神奈川県茅ヶ崎海岸でDAY2。

うねりは弱い東よりのうねりで早朝は潮が多くフラットな状態。潮が引くのを待って9時からヒートスタート。風は弱いオフショアでコンディションは問題ない。

まずは昨日の続きからウィメンズのラウンド1ヒート4。 インサイドのブレイクとなり、マニューバーを入れるのがかなり難しい状況だが、古家伸子が3点台を2本まとめ1位で通過。2位は佐久間由佳となった。

古家伸子
佐久間由佳

そしてここから右側のバンクが割れ始め、メンズのラウンド2も同時進行の2バンクとなる。

メンズラウンド2ヒート1には、森大騎がクレジット。波の形はよく6点台のライディングも出始め、ユージン・ティールは6.67、森は6.50を出してともにトータル11.50でラウンドアップ。

ユージン・ティール
森大騎

ウィメンズのヒート5は、短いセクションながらノーズも入り、大池裕美子と小林恵理子がラウンドアップ。

メンズヒート2は地元の牧野拓滋がクレジット。今大会好調の岩上謙介が8.17のエクセレントを出してトップを走り、佐久間秀人、牧野と昨日プロ公認を獲得した久保博崇が追う展開。牧野も5.83を出すが、岩上と佐久間は6点台、7点台とまとめてきたので惜しくもここで敗退となった。

岩上謙介
佐久間秀人
牧野拓滋

メンズヒート3では秋本祥坪が、8.33のエクセレントを出してトップを走り、中山祐樹も7.10を出して秋本を追う。石井乃亜も6.97を出し追撃開始し佐藤樹生は波選びに苦労しているようだ。その後波が止まり順位変動はなく秋本、中山がラウンドアップした。

秋本祥坪
中山祐樹

ウィメンズのヒート8には現在ツアーランキング3位の市川梨花、AMシードに櫻庭志乃がクレジット。野上悦子が1本目に6.00を出してヒートをリードし、市川が2本目に4.50を出して追う展開。櫻庭は本数に乗るがポイントが伸びず井上桜はヒート半分でまだノーライド。後半井上が追い上げるが届かず、野上と市川がラウンドアップした。

市川梨花
野上悦子
櫻庭志乃

ウィメンズはQFへ。

ヒート1には吉川広夏がクレジット。3本目にノーズをきっちり入れて7.00を出してトップへ。2位争いは僅差で佐久間由佳と小高恵子の争いとなり、吉田未来がやや出遅れる。小高が2位へ上るには3.57必要で5本目をレフト方向へ乗りファイブ、テンへとつなぎ4.73で逆転2位へ。吉川は6本目に7.50を出して1位を確定しヒート終了。2位は小高となった。

吉川広夏
小高恵子

メンズのヒート5は、クラシカルなライディングで昨日8.00をマークした川上聖斗がこのヒートも綺麗なノーズライドを決めて1位でラウンドアップし、2位には梶原裕太が入った。

ヒート6は、地元の田沼亮がクレジット。できたての板との相性は良さそうで、2本目に7.00を出して2位につけると、3本目に5.63を出してトップへ。2位には7.10を出している畑雄二がつける。ヒート半分を過ぎ西口京佑が7.30と8.00エクセレントを立て続けに出してトップへ躍り出る。田沼は5本目にセットを掴みきっちりノーズを入れて7.40を出して3位との差を広げ、1位西口、2位田沼でヒート終了。

西口京佑
田沼亮

ヒート8はディフェンディングがかかる浜瀬海と第3戦千倉で優勝した塚本将也が顔を揃える。この二人に杉本信裕と吉田英司がどう割って入るか。浜瀬が1本目に6.10を出し、塚本も1本目に5.00を出して追うと浜瀬が2本目に5.43を出してヒートをコントロールする。浜瀬は3本目に7.17、4本目に6.60を出して独走状態に。熾烈な2位争いは杉本と吉田が本数を重ねるが塚本が3本のライディングで2位を死守。残り2分を切り終了のホーンが鳴ったが順位は変わらず1位浜瀬、2位塚本となった。

浜瀬海
塚本将也

メンズはQFへ。 今大会好調の岩上謙介がクレジットされユージン・ティール、真田和斗と中山祐樹のヒート。ヒートがスタートするとユージンがコンスタントにポイントを重ね1位でヒートが進み、中山が3点台を2本揃え2位に。真田も乗るがポテンシャルのある波に乗れずポイントが伸びない。岩上はなかなか波を選べず1本のライディングで終わってしまい1位ユージン、2位は中山となった。

ユージン・ティール
中山祐樹

ウィメンズはSFへ。 ヒート1は吉川広夏、井上楓、佐久間恵梨と佐藤麻岐の4名。波数が減ってきているなか吉川が1本目に6.00そして2本目にも5.00を出してスタートダッシュ。さらに3本目に6.40を出して大きくリード。2位には佐藤となり、それを佐久間が僅差で追う。井上は後半に追い上げ4.23とラストウェイブで6.37を出して逆転2位へ浮上しヒート終了。

吉川広夏
井上楓

そして、メンズのQFヒート2、ウィメンズのSFヒート1が終了したところで、潮が多くなり波数がかなり少なくなったため、コンテストディレクター石塚がコンテストストップを決定。

明日の予備日を使いファイナルまで行うことになった。